fetish hole

18禁の内容です。フェチズムやSMに関するものと心の内面にフォーカスした内容が多いです。

update

君の1番濃い経験は、ひと回り上の男性だと話してくれたっけか。

すごく濃厚な関係を築いたんだってね。

きっと今の君の幾らかは、その人の影響によるものだろう。

彼も撮影癖があったみたいだね。自分の名前を君に言わせて、気持ちいいのってさ。

それがその人の手元にあって、公にはならないけれども、ずっとその人のオカズになっている訳だ。

裸の君がバックから突かれ、君はその彼の名前を叫びながらよがり狂っていたんだろう?その姿を見て、その変態紳士は今日も抜いているかもよ?

なんて悪趣味…そう思わないかい?

でも所詮、その人とは通常のSEXしかしていないんだろ。

本当はもっとイヤラシイ姿になり、雄叫びをあげたかったのに、残念ながら彼にはその趣味が無かった。

彼はただ、現実の部下の君と、非現実の制約された関係性を愉しむに過ぎなかった。

彼はその世界で満足できた男だったんだ。

 

でも君は違う。

ひと回り上の男性よりも遥かに貪欲だ。

初めは良かった…生まれて初めて、現実の関係性の中で非現実のスリルを味わえた。

でもそれが継続していくと、只の不定期なSEXとなんら変わりない。

彼の中のドキドキより、更に君は貪欲になっていた。

 

だからさ、今度は君よりもひと回りも下の男性に身を預けている訳だ。

年齢や体型をやたら気にしていたね?

もし、それが嫌ならコンタクトなんて取らないよ。

僕は嗅覚には自信があるんだ、若いけどね。

君ほどの実践的な経験は無いけれど、小学生の頃から君のような妄想を抱いていたんだ。

ありとあらゆる情報を掻き集め、僕はその世界へのめり込んでしまった。

というか、その世界が僕の世界なんだ。

 

世間的にはマイノリティなのもよくわかっているし、君や他の人たち含め、人生の先輩達がどのような生き方をすると、世の中的に妥当な生き方かも分かっているつもり。

…つもりだけどね。

 

君の全てを本当は掻っ攫いたいけれども、それが妥当な選択でない事も良く分かっている。

でも、ようやく、ようやく見つけたんだ。

ああ、もう嬉しくて嬉しく勃起が止まらないんだ。

君とやり取りをしてから、どれだけこうなる日を楽しみにしていたか‼︎

ああ、今だって見てよ、ホラ。

こんなにシミが出来てしまったよ。

ほらほら、嗅いでごらん。

ほらほら…ほらほら‼︎

ああ、早く君のお鼻が僕のカウパー液を覚えますように。

 

哲学者の中ではさ、如何なる環境にいても、精神は自由だって言ってるんだ。

意味分かる、ねえ?

顔を逸らさないで僕の目を見て?

精神は自由なんだよ。

だからね、僕はこれから君の精神を緩やかにジャックするよ。

 

こーゆーの、好きでしょ?

良かったね、お互いようやくめぐり逢えたね。