空気
君の生育歴を聞いて、そんな育てられ方があるんだって絶望したの。
でも君は、一見過不足ない愛をもらっているように見えたわたしの孤独に寄り添ってくれた。
笑わない目
冷たい言いぐさ
プレイという概念ではない。
通常のSEXに飽きたからするようなものでもない。
言葉の裏に、言動の裏にある感情。
好きでしょ?
…すき。
言語化されない。
…そうやってじゃないとキミは愛されているのを感じないんだよね。
オレはそれを随分前から知っていたよ。
オレはこういう愛し方しかできない。
キミはそれを分かってくれる。
だからキミに支障がないかたちで思いっきり表現する。
本当は
一緒になりたかったね。
でもなれないね。
でもなろうか。
色んな愛し方があるね。
このままふたりで
精神と時の部屋に入っちゃおうか。
そしたらいつまでも愛し合えるね。