僕の変身願望⑧〜壊れていくタイツ人形〜
僕はしばらくお姉さんの様子を眺めてた。
お姉さんは自分の身体をくねらせ、手で頭から胸、そして脚の方まで緩やかに滑らせていく。まるで僕に見せつけるように…。
間接照明で揺れるその緩やかな動きに、僕は心を奪われていた。
この人はずっとこの快楽を長年に渡り知っていて、自分の中で秘密の情事として楽しんできたんだ。…それを今僕と一緒に味わおうとしている。
間接照明に照らされるその艶めかしい妖艶な姿に、吸い込まれそうになる。
「お姉さん…写真を撮ってもいいですか…?」
「ンンン…イイヨお…ハア…」
お姉さんはもうすっかりあちらの世界へいっている。
僕の待ち望んだ、その姿!!
僕はスマホで何枚か写真を撮った。
その度にお姉さんは違うポーズを取ってくれた。
「あの、僕もゼンタイ着ても良いですか…!?」
「早くう、早く一緒に溶けようよお…」
僕は銃で撃ちぬかれた…。
ーあああああああ、もう僕は我慢できない!!!
慌ててリュックからグリーンのゼンタイを取り出し、自分のゼンタイに袖を通す。
僕の視界はやや鈍くなる。
お姉さんの物体を鮮明に捉えることは難しく、ゆらゆら揺れる影を追いかける感じだ。
視覚を補うべく、触覚と聴覚のモードが優位になっていくのが分かる。
ーああ、お姉さんの、ドスケベで変態のお姉さんは何処?
早く捕まえなくちゃ。
影を捉え、僕と彼女は漸くタイツ同士で触れ合えた。
僕のペニスは一気に膨張する。
タイツのプニプニした身体はとても柔らかい…。
タイツ越しに僕達はキスをする。
互いに決して舌を絡め合えないのが分かっていて、精一杯タイツ越しに舌を絡め合おうとする。
タイツは次第に湿っていく。
彼女はお口をぱくぱくしているのが分かる。
ーそんなに僕が欲しいの?
人差し指をそっと彼女の口腔内へ落とし込む。
彼女は僕の腕を両腕で握りしめ、僕の指を必死で咥えて、前後に頭を動かし、吸い上げる。
僕の人差し指も次第にタイツをつたって濡れていく…。
ーああ、なんて愛おしいんだろう…
僕は濡れた指先を彼女の口からそっと抜き取り、彼女の頭を撫でた。
彼女は飼い猫のように僕にすり寄ってくる。
僕は頭から首筋、背中へ指を滑らせていく。
彼女は指先が触れるところ触れるところビクビクしていた。
僕は手探りで乳首までたどり着く。
タイツの指先で彼女の乳首をそっと下から上へ弾いてみる。
「アアン…」
さっきと比べものにならないほど感じている。
僕は彼女の後ろに回り、足を開かせた状態にし、僕の足と腕で彼女をロックする。
ーもうこれで彼女は僕のもの
両方の乳首をつねってグリグリすると、まるでおもちゃのように彼女は腰をくねらせる。
次第に吐息が荒くなっていく。
繰り返していくうちに、乳首は固くなりいやらしいほどに勃起していた。
「お姉さん、乳首が勃起しているよ?…恥ずかしいね?」
僕はあやすように彼女にそう言い、彼女の背中に僕のギンギンのペニスを当てる。
「アアン、だって気持ちいいいの。A君だってもうおちんちんが硬くなっているじゃない…アアン。」
乳首勃起したタイツ人形は感じながらそんなセリフを吐いてきた。
僕は意地悪したくなってきたので、片方の手をクリトリスに当てて、今度はクリをゆっくり円を描くように刺激をしてみた。
「アアアアアア、ダメだよ。私人間でなくなってしまうーン」
あっという間にクリトリスまでぐちゃぐちゃに濡らす。
声がだんだんおかしくなっていくこのタイツ人形…一体どうしたものか。
「さっきまでお姉さんだと思っていたのに…、今僕の前にいるのは…変態乳首クリ勃起してここをこんなにお漏らししている人形だね」人形の耳元で囁く。
「アワワワ、ダメそんなこと言わないでえ!!」
「じゃあ止める、僕嫌われたくないしね。」
「違うのおお、もっともっと乳首とクリ勃起したいのおおおお!!!!」
ーまた2段階ほど理性のスイッチがOFFになったようだ。
ビジネスホテルのシングルルームに人形から排出された愛液の匂いが漂っていた。
ー舐め回したい!もっと人形がおかしくなるところが見たい!
僕も1つ理性のスイッチがOFFになった。