fetish hole

18禁の内容です。フェチズムやSMに関するものと心の内面にフォーカスした内容が多いです。

1枚のかわ

その手でマスクを被せられたとき、自分の心臓の音が早くなるのが分かる

ジッパーで締め上げていくとき、ようやく私は我慢から解放される

もう相手の視線もも言動も気にしなくていいの

だって私は見えないんだもの

そして、私は相手の思い通りのお人形になる

 

 

完全なる視界遮断

1枚の素材を挟み、聴覚も鈍くなる

僅かな鼻部分に開けられた穴から必死で酸素を取り込む

 

指が身体に触れる

身体に電気が走る

いつもより数倍の快楽物質が脳からジュバッと溢れ出す

グレープフルーツを握りしめたときのように

果汁が飛び散るように

 

脳はもう快楽の言いなり

automatic modeへスイッチする

 

気持ち良すぎて

気持ち良すぎて

 

アーとかウーとか

そんな簡単な発生しか言えなくなる

 

むずかしいにほんごなんかわからない

そんなながいことばをいわないで

 

あ ごめんなさい ごめんなさい

いえないんです

いまのわたしにはながいにほんごはむずかしいんです

 

ああきもちがいいんです

 

ごめんなさい

とてもきもちがいいんです

 

だから あなたのまえでセイキをこすってもいいですか

きょかもないのに

こすりだしてごめんなさい

でも だって すごく きもちがいいんです

 

そして わたしは このすがたを あなたにみてもらいたいんです

 

 

Meaning

この所、自分に対しての嫌気がハンパなかった。

暖簾に腕押しな感覚…欲をぶつけたい、けれどぶつけたところでどうしようもない…生きている意味なんてないな…って感じていた。

 

生きることの意味って、人に優しくする事、困っている人へ手を差し伸べる事では無い。それは人として当たり前だし、生きる意味にならない。

お金を稼ぐ事、有名になる事等…これも上記を達成する手段にしかならない為、生きる意味にはならない。

 

秋葉原のHUBは、お盆期間中なのにサラリーマン達で溢れていた。

 

黒縁メガネの男性の会話は、今にも英語で話しそうな勢いだった。がめつさはなく、探りを入れる感じでもなく、私の外見でもなく、「私が何故そんな嗜好なのか」について、興味を持って話を聞いてくれた。

 

「自分のパートナーは何人もいてね、僕は女の子が好きで、女の子の為に頑張りたいから色々試すんですよー。」

 

へー。

やっぱり世の中には風変わりな人もいるな。

あ、でも自分も何人もいるから一緒か…相手は私のことをパートナーと見ているか分からないけど。

 

「私はね、自分の性癖の解放ってのは、相手への押し付けになる気がしちゃうんです。だから、プレイしても無理強いをさせているんじゃ無いかって気持ちになっちゃうんですよね。」

 

「僕もそれはありますよ。でも下半身に素直になって行動して、それでちょっと違っていれば謝ればいい。そもそも嫌ってプレイした誰かから言われていたんですか?言われていないなら、そのままで良いってことなんですよー。」

 

あ、それは明確には言われていないな。

無理そうな人は相手からフェードアウトしていったけれども、この1年くらいは素敵な方との巡り合いしかない。

私が勝手に理由付けして離れていただけだ。

なんだ、素直になれば良かっただけじゃん。

 

「変態ってスペック高い人が多いじゃないですか。純粋なんですよね、純粋な変態。僕は人間らしくて好きなんですよねー!」

 

「そうなんです、純粋な変態なんですよ、皆さん。だからとても素敵なんです。私の前でそれを曝け出してくれた瞬間、堪らない気持ちになるんです‼︎」  

 

そっか、そっか。

私は純粋な変態が好きだ。

 

「自分が変態って自覚はあるんです。少し前にプレイした生粋の鼻フェチの人からハナクソの魅力を教えて貰いました。鼻に舌を突っ込むでしょ、鼻毛と粘膜の間の感触を舌で味わう愉しさを実感しました!変態と変態がね、プレイすると、新たな融合が生まれるんです、私はそれが楽しいんです…正直、そのために生きているようなもんですから。」

 

「それは素晴らしいですよ!人間らしくて良いなあ。極めて人間らしい。」

 

あ、私は人間らしいのかもしれない。

そこに興味を持ってくれているなら、それで良かったんじゃん。

それで満たし合えば良かったんじゃん。

素直になれば、もっと相手も心を開いてくれるかもしれない。

なんだ…こんなにも自分を自分で痛めつけなくて良かったんじゃん。

 

空気

君の生育歴を聞いて、そんな育てられ方があるんだって絶望したの。

でも君は、一見過不足ない愛をもらっているように見えたわたしの孤独に寄り添ってくれた。

 

笑わない目

冷たい言いぐさ

 

プレイという概念ではない。

通常のSEXに飽きたからするようなものでもない。

 

言葉の裏に、言動の裏にある感情。

 

好きでしょ?

って言語化されないけれど、スパンキングで感じる。

…すき。

 

言語化されない。

 

…そうやってじゃないとキミは愛されているのを感じないんだよね。

オレはそれを随分前から知っていたよ。

 

オレはこういう愛し方しかできない。

キミはそれを分かってくれる。

だからキミに支障がないかたちで思いっきり表現する。

 

本当は

一緒になりたかったね。

 

でもなれないね。

でもなろうか。

 

色んな愛し方があるね。

 

このままふたりで

精神と時の部屋に入っちゃおうか。

そしたらいつまでも愛し合えるね。

 

適応

世の中に染まっているように見せかけて

何なら周りから一定の評価なんて貰っていたりして

すごいですねーとか言われたりして 

 

きっと周りは僕のことを勘違いしている 

 

でもそちらの方が社会を生きていくには都合が良い

 

どうしようもない黒の塊

突くと一気に溢れ出す

 

だから今日も僕は部屋で処理をする

人で生きていくために処理をする 

 

いつか脳内の欲が実現できる事を夢見ながら

自分のモノを激しく上下する

 

ああああ

ああああああああっ

 

もうどうなってもいい

 

手のひら、鼠径部に飛び散った白い液

今日も人として生きていける

 

ひととき。

弱音を吐くと、それを美味だと嗅ぎ分けて詮索する人がいる。皆噂とか、妬みとか僻みとかが好きだし、自分の保身に回る。

 

本当なら短時間でガッツリ話して、また次回という予定だったと思う。

それに私が希望した訳ではなく、別の上位職から「ランチを一緒に…」と、リクエストがあったから。

 

案の定、紳士なあの人は小型のラップトップを持ち、小走りでカフェテリアへやって来る。

彼は紳士なのだ。

私が下の立場であっても、ソファの席が無ければ、私を座らせ、膝をついて目線を合わせてくれるような人だ。

 

その上位職の方の相談を2人で聞き、区切りがついたところでその上位職の方は席を外した。

 

仕事の話のための時間だ。

 

でも長らく私は悩んでいたし、メールをするにも、忙しいだろうからと連絡を取らずにいた。

 

仕事の話よりも…と、私は近況の話を繰り出す。そこからいつもの禅問答のようなやり取りが続く。

対面ではなく、横並びになり、そのやり取りは続く。

漠然とした悩みを、濃霧に包まれたような視界から、ゆっくり手を引かれる感覚だ。

 

周囲から王子様と言われるほどの外見だし、優しいし…この人に話を聞いてもらうために、世の人はお金を支払う。

なんだかそんな風に思うと、私はとても贅沢な時間を過ごしているような気持ちになった。

 

私に今回のプロジェクトチームを紹介したのは、お互いにメリットがあると思ったからだよと言われ、えっ…、となった。

私はその人が私に優しく接してくれるのは、その人が優しいからだという頭しかなかった。

寧ろ最近そちらには全く貢献できず、申し訳無さしか無かった。

…そう、申し訳なさのみであった。

 

そして、その人の近況なり、未来はどうなりたいかの話を聞いていた。

あっという間にその人の次の予定の15時になっていた。

 

「そろそろお時間では…?私はここで…。」

 

と言うと、時計を見ながら

 

「15時と思っていたけど、僕の勘違いで次の予定は16時からだよ。」

 

と言われ、また話を続ける。

 

結局、仕事の中身の話なんて1ミリにもならなくて、カフェテリアも私たちと、清掃の人たちが話しているくらいだった。

 

ずっと梅雨寒だった気候が、その日は久々に晴れ、気温は高く、夏の午後だった。

ずっと横並びで、私の解のない話を聞いてくれていた。

心地良かった。

 

そして、来月私の職場へ行くよと言って別れた。

私とちょっとだけ似ている。

ちょっとだけ。

たまには似てる人とお話しをするのは悪くない。

 

 

 

距離

自分の人生の期待値なんて知れている。

恋なんて望んでいないし、美しい恋愛なんて自分には合致しない。

欲の吐き出しに、お互いそういう気持ちなんでしょう?…分かった上で会う。

感情のゲージはカラカラの砂漠で、性欲だけは溢れ返る。溢れそうだからとにかく処置を施す感じ。お互い、溢れる性欲を受け止めるだけのために。

 

お手軽に、文脈上お手軽に会えそうな人とならそれでいい。あの時もそう。

 

メッセージがきて、たまたま私とのタイミングがよくて、それで会うことに。

その人の背景なんてどうでもよくて、欲を出せる相手ならそれで十二分に満足。

 

それなりに身支度を整え、夜の西条まで車を走らせ、その人に会う。

写真の交換すらせず。

 

目的が明確だからすぐにホテルへ行く。

 

ホテルへ入る。

一気に距離が縮まる。

私の心の扉を、オートロックの部分までスイスイ侵入してくる。

心が持っていかれる。

フワッと持っていかれる。

私の意識は横へ置いたまま、彼の意のままに、私は反応する。

 

いたぶられ、嬲られ、それをする姿がとても魅力的だった。

カッコ良かった。

あの不敵な笑顔を見て、私は堕ちた。

 

大学生活で散々男性を見てきて、中身がないと辟易していたのに、絶望しかしていなかったのに、彼は強烈な魅力を放っていた。

 

当たり前だけども、彼は女をモノにしか見ていなかった。

強烈に惹かれた訳は

…彼は母性に飢えていた。

母から貰うはずの愛は、ある時途絶え、違う母親役割を担う人からは虐待を受けていた。

歪な母子関係。

その苦悩から構築された性癖が狂おしいほど魅力的だった。

 

彼は言う。

今頃になって言う。

歪な鍵の形を持っている自分にfitするのは私だけだって。

 

そんな台詞を他でも吐いているかも知れないけれど、そうやって表現できるのが私の心を刺激するんだ。

 

だって、皆心を奪おうとしないんだもん。

 

 

脱け殻

さっきまで、あの人はこれを身につけて、僕と愛し合っていた。まだ何となく温もりを感じる。これに腕を通し、秘部を濡らしていた。パンストもゼンタイも、洗濯が大変そうだから、僕が預かった。

 

脚を通したパンストに腕を通し、爪先の匂いを嗅ぐ。ツンとした酸っぱい香りが鼻を通過する。

 

そして、彼女が着ていたゼンタイを手に取る。鼻、唇、乳首、アソコの位置が分かる。何故ならば、鼻は上から散々指を突っ込んでズボズボしたし、彼女は唇から止め処なく流涎していた。乳首は散々弄んだし、その甲斐あってか、クロッチ部分は白くベタベタしている。  

 

僕は鼻にクロッチ部分を当てて、大きく深呼吸する。すーはー…。彼女の匂いが鼻腔を通じて、僕の全身を狂わしてくる。さっきま盛った猿みたいだった自分のモノは、また大きくなっている。

 

僕はまた爪先の匂いを嗅いで、そしてクロッチ部分に顔を埋める。僕との行為で、彼女はこんなにもはしたなく濡れていたんだ。背筋がゾクゾクし、またモノに血液が集中していく。

 

ついでに脇の部分の匂いも嗅ごう。

…酸っぱい。爪先とはまた違う臭さが鼻を通る。でも僕には堪らない匂いだ。

はぁ、僕はまた理性が崩れていくよ。

パンストを通したまま、モノを扱く。

ああ、また彼女を抱きたい。

全身で感じたい。

彼女のありとあらゆる部分を舐めつくして、嗅ぎ回したい。