2020-01-01から1年間の記事一覧
朝はゆっくりでも良かったのに落ち着かずに目が覚める。 時計は朝の5:30、窓を開け、ゆっくり深呼吸する。 関東はずっと雨続きだったけれど、今日に限っては日が差している。 両親に説明し、約束よりも30分ほど早く出られるとメッセージを入れる。 彼は…
前日の夜からそわそわする。 夜中に「今から車で大阪出るわ。準備万端で行く。また後で」 コンタクトが取れて安心する。私も「気を付けて」と返信しした。 久しぶりにバスタブにつかり、小顔マッサージ等をしてみる。 不規則な生活が続く中、この行為はおま…
会うスケジュールを決めてからというもの、私はその日を心待ちにしていた。世間はコロナ、コロナ、コロナ…もう毎日がウンザリする…。世の中はテレワークだなんだとか言っているけれども、私には無関係…というか、学校関係者なんていうのはただでさえブラック…
「ヒルみたい…ちょっとやばいかも…んふっ…。」 いけない、いけない、僕もスイッチが入りそうだった。 先に彼女を最高のコンディションになってもらわないと困る。 「お風呂へ入ろうか。」 彼女の手を引いて浴室へ向かう。 僕のお気に入りの入浴剤をバスタブ…
食材調達のために近くのショッピングモールへ向かう。 入り口前の噴水のイルミネーションが夏の夜っぽさを出していた。 「今日は限界にチャレンジするから沢山水分とるかも…」 そういいながら2ℓのペットボトルのお茶、スポーツドリンクを籠に入れてきた。 僕…
この年の夏は特別な年になるはずだった。 日本中が熱く燃え上がる年になるはずで、7月ともなればいよいよ待ちに待った…ということを多くの人々が期待していたであろう。 いざこの年を迎えてみると、熱気どころか世界中が混乱し、不安になり、経済は滞った。…
もう何度かやりとりした方でした。 若くて、とても熱意に溢れている方でした。 この度担当から外れてしまうということで、これまでのお礼にと、私からお誘いしたのです。 担当者の半田さんは、19時に渋谷の個室を予約したと連絡を入れてくれていました。 そ…
僕のお母さんは忙しい人だった。 参観日の日、友達がよそよそしくもあり、ワクワクしていたその時間、 僕はいないはずのお母さんを探した。 もしかしたら来てくれるかも…という期待を最後まで抱き、見事に打ち砕かれていた。 そういう日は、お母さんが仕事か…
僕が暇をしているには理由がある。 先日、半年程付き合った彼女と別れたばかりだ。 理由…?下らない理由なのだろう。彼女からしたらね。 彼女のタイツ姿が好きだったんだ。 年中何か履いてるし。 僕はようやくピッタリなフェチを公言できる時が来たと思った…
僕は退屈していた。 フェチプレイなんていうのは、妄想の世界の話で、マッチングアプリだってサクラばかりだ。 オカズに使えるものを探るため、リサーチする…どうせ結局はいつもの動画で処理するのだろうけど…。 ふと、気になる投稿を見つける。 •••••••••••…
自分の自己肯定感の低さが ずっとコンプレックス 何をしても満たされない 人はある程度評価をしてくれても 腑に落ちることはあまりない 変化というものは 突然起こるものであり 予期せぬところから出てくるようだ 僕は何も意識していなかったし たまたまのタ…
満月の夜に私は首都高をひとりで走る。 今日は仕事だ。 20代、関東へやって来た時に初めて男の人に誘われてたデートが首都高のドライブだった。 彼は雰囲気の良い音楽を流し、首都高を走りながら都内の夜景を見せてくれた。 これが東京だよと言わんばかりだ…
身体に元々備わっているのに加え 僕にはもう一つの方法がある 1つ、いや重ねればもう1つの膜を貼る 身体から出される体液は 粘膜からタイツの膜を経て外へ ヒトとは違う感覚 ヒトよりハイブリッドな感覚 僕は恍惚感に浸る 飲みたくても自由に飲めない お水…