伝える。
また貴方に会いましたね。
髪もなく、歯もなく、言っていることさえ
よく聞き取れないけれど、私が来たことを
心待ちにしていてくれていたのは
よく分かります。
私も貴方に会いたかったです。
お元気そうでなによりです。
同じことを繰り返して繰り返して
分かってもらうために
必死で伝えるために
何度も何度も繰り返し
私の腕を強く引っ張る。
私には貴方のようなエネルギーは到底ない。
貴方が肯定的感情を示すための
伝えていくためのエネルギーは、私にはない。
貴方のエネルギーを私にください。